∀ガンダム第一話「月に吠える」

 ブログのタイトルもタイトルだし、トミノのカテゴリも作ってるのに、最近何も語ってなくて残念に思ってた。そこにMGの100体目が∀になるというではないか!というわけで∀についても1話づつ語って見る。

 MSらしき者にのって少年2人と少女1人が宇宙から地球へ降りてくる。少年の1人は主人公のロラン=セアック、もう1人はキース、少女はフランドールだ。MSのフラットを谷に埋めて、三人は別れ、それぞれの道を行く。

 ロランは途中金魚のおもちゃを流してしまい、それを追っかけて河におぼれてしまう。助けてくれたのがイングレッサ領ビシニティのハイム鉱山を経営するハイム家の二人娘、キエルとソシエだった。

 ハイム家で住み込みで働くことになったロラン。ビシニティの中心都市ノックスでキースやフランと再会する。キースはパン屋で、フランは新聞社に勤めていた。ここでの会話で三人が月から来たことが分かる。ソシエが遠くから覗いて、ロランのこと気になって反応してるのが面白いなあ。

 ロランは機械の使い方が上手いことから、イングレッサ領主の御曹司、グエン=サード=ラインフォードの好意を得る。グエンは飛行機部隊を作ったりして戦争に備えていた。ガリア大陸の国が攻めてくるという噂があるが、事実は分からない。グエンは戦争が無くても次代の産業になる、とキエルやソシエの父に言う。野心家なのが見て取れる。

 キースに谷に埋まったフラットの調子を見てくるよう頼まれたロランは、夜に1人で谷へ向かう。フラットは変わらず埋まっていた。無事なのと久しぶりの感触に月を思い出したか喜ぶロラン。空に浮かぶ月を見て叫ぶ。

 「みんな地球ってとても良いところだぞ。はやく戻ってこい。地球はとてもいいところだ。早く戻ってこーい!」

 第一話を最初に観た時はその人物の描き方、風景から世界名作劇場かと思った。全体的に丸い表情、牧歌的な風景。

 第一話にはガンダムはまだ出てこず、MSフラットが出てくるもののそんなに活躍しない。しかし、キエルと重なる形でディアナが描かれたり、キエルの成人式でホワイトドールが出てきたり、グエンの野心家の面がすでに描かれたり、ロランに興味をひかれるソシエの様子など、これから展開される物語の伏線がぎっしり詰まった30分だ。

 最初に出てきたフラットをもう一度最後に出してきたり、髪の長さで年がたつのを表したりと、一つの話の中での構成も見事だ。

 河で遊ぶ時や、最後夜の場面で流れる菅野よう子の音楽も美しい。

 うれしそうに月に吠えるロランのこれからの苦労を思うと切ないなあ。

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  • 菅野よう子がブレイクのきざし!?

    Excerpt: アニメ・映画・CMで活躍する作・編曲家、菅野よう子がブレイクのきざし  ヘンな記事だなぁ?突然上位にランクインされたんで無理やり記事にしなくちゃいけなくなったとか?  そもそも、菅野よう子さんって.. Weblog: 快投乱打な雑記帳 racked: 2008-06-05 16:15